鳥取県の平井伸治知事(61)は10日の記者会見で、3月23日に告示される同知事選に5選をめざして立候補すると表明した。同知事選への立候補表明は、平井氏が初めて。
平井氏は、多くの県民から立候補の要請があったことを挙げ、「それに応え、身を投じるのが、県民の道具としてなすべきことだと思った」と説明した。ポストコロナを見据えた地域経済の再生などに注力する方針を示した。
同知事選を巡っては、昨秋以降、業界団体や県内全19市町村長、自民党県連などから平井氏に立候補を求める要望が相次いでいた。
平井氏は東京都出身。1984年に自治省(現総務省)に入り、鳥取県総務部長や副知事、総務省政党助成室長などを経て2007年の知事選で初当選。21年9月から全国知事会長を務めている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル